死について考え眠れないときはエピクロスの言葉を聞くと良いよ
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最終更新日:2015/06/30
言いたいこと
こんにちは、ヨッシーです。
どこか少し暗いタイトルですが、たまにありませんか?
死んだらどうなるのか、死ぬときってどうなのかということを考え不安になる夜。
そういうことを考えているときは、決まって不安で眠れなくなりますよね。
プロフィールでも書いてあるように、私は基本がネガティブなので、よくそういうことを考えてしまいます。
そんな私ですが、あるとき古代ギリシャの哲学者のある言葉を知ってからは、不思議とそんな夜が少なくなりました。
今回はそんなエピクロスの名言について紹介したいとおもいます。
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エピクロスの言葉
エピクロスは、古代ギリシャの哲学者です。
哲学者ということで、色々と生と死に関する名言をたくさん残しています。
正直なところ、そこまで詳しくないのでそれくらいしかわかりませんが、残している言葉は素晴らしいものばかりだというのはわかります。
そんなエピクロスの残した名言がこちら。
死は我々にとって何ものでもない。
なぜなら、我々が存在するときには、死はまだ存在していないのであり、
死が訪れたときには我々は存在しないのだから。
これを初めて聞いたときに、「あ〜なるほど」と素直に納得してしまいました。
まさにこの通りだと思います。
生と死は、そもそも同時に存在し得ないものなので、いくら考えても答えなんてあるわけでないんですよね。
ということは、死についてどれだけ考えても意味なんて無いのではないかと。
意味の無いことに不安や恐怖心を抱いていても仕方ありませんよね。
また、エピクロスはこのようにも言っています。
死は恐ろしいと人は言う。
しかし、死に直面したときに我々を悩ますという理由ではなく、
やがて来るものとして今我々を悩ましている、
という理由で恐ろしいという人は愚かである。
要するに、今目の前にも来ていないものに対して恐怖心を抱くなんて、そんな愚かなことはないというわけです。
目の前に来てもいない、知らないものだからこそ恐怖というものを感じるのかもしれませんが、実際に直面しているわけではないんですよね。
私が思うに、「いずれ来ることの為に、今の貴重な時間を恐怖や不安で無駄に消費するな」と言っているように聞こえます。
それよりも、今を見なさいということなのでしょう。
そのことを強調するかのように、このような言葉も残しています。
明日を最も必要としない者が、
最も快く明日に立ち向かう。
「明日野郎は馬鹿野郎」ということですね。
これに似た言葉自体は、名言として多く残っていますし、現代の偉人たちも同じようなことを言っています。
明日なんて見ずに、今を必死に生きて頑張っている人間こそ、より良い明日を迎えることができる。
今を精一杯頑張った人にこそ、素晴らしい明日はやってくるわけです。
そう言われると、いつ来るかもわからないものに恐怖を抱いてウジウジしているのがバカらしく思えてきませんか?
それなら、ウジウジせずに今を精一杯頑張っていた方がお得ですよね。
もしそう思えたのなら、これから死について不安になり眠れなくなる夜も減るのではないでしょうか。
ホットミルクでも飲んで良い睡眠を
哲学とは関係ありませんが、死について考え不安になっているときは、心を落ち着けるに限ります。
交感神経が働いて興奮状態になっているので、頭では納得できてもなかなか睡眠モードに入れませんからね。
そんなときは、ホットミルクがおすすめですよ。
これは昔先輩に教えてもらって実践していたのですが、牛乳をレンジに入れてチンしたやつを飲むだけです。
暖かい飲み物は、飲んだときにホッとしますよね。ホットだけに。
それに、人体は体温が上がった状態から徐々に下がるときに、眠くなるようにできているそうです。
なので、ホットミルクで体温を一旦上げてから徐々に下げていくことで、スムーズに睡眠に入れるようになりますよ。
カフェインも入っていないので、無駄に交感神経を刺激することもありませんのでおすすめです。
まとめ
死というものは、人生とは切っても切れないものだからこそ、こういう考えを聞いてうまく付き合っていく必要がありますね。
でも、私はそうやって死について考えるということ自体は悪くないと思います。
むしろ、死を意識するからこそ人生がより有意義で充実したものになるではないかと。
人生が有限であり、ゴールを仮定して後悔のないよう生きていく。
そういう考えは、1度死の存在を考えないと持ち得ないのではないかなと思います。
もしも、また死への不安で眠れなくなったときは、エピクロスの言葉を思い出してみてください。
もちろん、ホットミルクも忘れずに。それでは良い夢を。
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