本音と建前で「いいですいいです」と言うのはもう要らないと思う
公開日:
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最終更新日:2015/06/30
言いたいこと
こんにちは、ヨッシーです。
日本といえば、「本音と建前の国」と言われるくらい、建前を言う人が多いと思います。
というより、私自身が建前をよく言うタイプの人間です。
幼少期から、人に何か施しを受ける際には1度遠慮しなさいと言われてきたせいか、相手の厚意に対して一度「いいですいいです」と言うのが口癖になっていました。
建前上、1度遠慮してから受け取るという感じです。
でも、こういう光景は日本では割りと普通なので、今までは何も意識はしていませんでした。
むしろ、日本だとこういう行動が美しいとされることも多いですよね。
ところがある日、それもつい最近、友人にあることを言われてハッとしたんです。
「どうせやってもらうなら1度遠慮をするなよ」と。
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建前で遠慮することは美しくない
そもそもなぜ1度遠慮するのか
友人に言われてハッとしたのですが、本当に「なぜ本心はやってもらうつもりなのに、1度遠慮するのだろう」と思いました。
そもそも、なぜ1度遠慮する必要があるのか。
相手はやってくれる気満々で言ってきていて、それをこちらもわかっているわけですよね?
それなら、むしろ1度断ったうえでやってもらうのは、相手に失礼に当たるのではないかと。
わかっているのに1度断るわけです。
本心ではやってもらいたいのに。
それって、単純にいやらしいですよね。
それなら遠慮なんてしない方が良いのではないでしょうか。
素直にはじめから「よろしく!」と気持ち良くお願いしたほうが、相手も気持ちが良いのではないかと思います。
それで引かれたら相手が悪い
1度も遠慮せずいきなりお願いしますと言うと、相手が引くのではないかと思ってしまうこともあるかと思います。
でも、その場合は相手が悪いので気にしなくて良いのではないかと。
本当にやるつもりで言ったなら、お願いしますと言われると嬉しいはずです。
それなのに、それに対して引くということは、本当に心のそこからやってあげたいわけではないのでしょう。
おそらく、1度断られることを前提に、それでも「いいからいいから」と言って多少強引にでもやってあげているんです。
もしくは、遠慮するということを前提に、一応声かけだけはしたという自分のイメージアップのためでしょう。
そんなの、単に恩着せがましいだけです。
自分から言っておいて引くくらいなら、はじめから言うなよという話ですよね。
思ってもない建前的なことを言って、それで思わぬ返事が返ってきてもそんなの自業自得です。
自分が逆の立場だと考えてみる
自分が逆の立場だったらと考えると、とてもわかりやすいかと思います。
こちらは、相手にやってあげたいと思って言います。
すると、相手から笑顔で「本当!?お願い!」と言われたら単純に嬉しくありませんか?
複雑そうな作り顔をして1度断られ、「もしかして迷惑だったのかな」と考えることに比べたら、全然気持ちが違いますよね。
それに、申し訳なさそうにお願いされるよりも、はじめから笑顔でお願いされる方がこちらもやり甲斐が出ますし。
なので、やはり素直にはじめからお願いする方が良いのではないかと。
言う側も受け手も、どちらも気持ちが良いのが1番だと思います。
はじめは頭の隅に置いておくことから
とは言え、今まで長らくその生き方をしてくると、急にそういう考えることは難しいです。
私も未だに、とっさに「いいですいいです」と1度遠慮することがありますので。
なので、とりあえずは頭の片隅に置いていて、なるべく言うようにするという風にしています。
これだけで、全然違ってきました。
そして、相手の反応も今までとは全然違うものになりました。
素直にお願いして心から感謝すると、やはり相手は喜んでくれるものです。
そういう反応を見ていると、つられてこちらも何かやろうと思いますから、良い相乗効果も生まれるのではないかと。
ただ素直になるだけで、そういう良いことが生まれるということもわかりました。
なので、まずは頭の片隅に置いてちょくちょく出すことから始めたら良いと思いますよ。
まとめ
おそらく、今まで生きてきて違和感を覚えることはおろか、1度遠慮することに疑問を抱いたこともない方が多いかと思います。
でも、冷静になって考えてみれば、ちょっと変だと思いませんか?
日本には美しい習慣が数多くあると思いますが、これに関しては個人的に疑問を抱きました。
どうせなら、双方が気持ちのいいやりとりをやっていくのが1番だと思います。
もしそうだと思った方は、ぜひ頭の片隅にでも置いておいてください。
きっと色々といい効果を得ることができると思いますよ。
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