映画ラン・オールナイトを観てきたので感想・レビュー!リーアム・ニーソン主演

公開日: : 最終更新日:2016/09/09 映画

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こんにちは、マコです!

リーアム・ニーソン主演のアクション映画「ラン・オールナイト」を観てきました。

僕が映画館に行ったのが平日の昼間ということもあってか、4組ぐらいしかお客さんが入っていませんでしたけどね(笑)。

まぁ、日本じゃあんまり宣伝されてないから仕方がないことなんですけどね。

でも、注目されていない割には結構面白かったです。ということで、今回はラン・オールナイトの感想です!

*かなり内容に触れているのでネタバレします。まだ本作を観ていないという方は注意してくださいね!

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ランオールナイトの感想

先ず、冒頭でジミー(リーアム・ニーソン)が撃たれたのか、森の中で野垂れ死にそうなシーンから始まり、そこから遡って話が展開されていきます。

映画の導入としては、「おいおい、主人公に何があったの?」という引き付けがあっていい感じでしたね。

前半の感想

前半は、ジミーが酒に溺れたダメ男。ちっとも元殺し屋の雰囲気はなく、ただの落ちぶれ者といった感じ。

それを気にかけてくれているのが、ジミーが忠誠を誓っている親友のショーン(エド・ハリス)。

ショーンは、第一線でニューヨークを仕切っているマフィアというだけあって、ジミーとは違って威厳がありましたね。

チンピラのショーンの息子が連れてきたマフィアのビジネスの話も一蹴しましたし。

ただ、最初にエド・ハリスが映ったときに思ったのが、老けたなーということ(笑)。なんか、顔のシワとか増えたなって。

でも、この人が出す危ない雰囲気は、俳優さんの中でもピカイチだと思うのでマフィアのボス役は似合っていましたね。

ランオールナイトとは関係ないですけど、エド・ハリスが出ている映画でおすすめは「ザ・ロック」です。暇があればどうぞ。これも面白いですよ!

で、話は戻しますが、前半で特に印象に残っているのが、クリスマス会でヘマをこいたジミーとショーンがベッドで腰掛けながら会話をするシーン。

あれはヤバかったですね。2人の熟成した演技力がハンパじゃない。

昔話をしながら、ショーンがジミーのタバコをもらって、ジミーがタバコに火をつける。

そこで2人が交わす言葉が、「一線を越えるときは一緒」。

このシーンだけで、今だに2人が親友であることが分かります。そして、さっきの一言が後々の伏線になっているんですよねー。

この辺は、アクション映画としてはドンパチもなく静かな立ち上がりですけど、深さが滲み出ていましたね。

中盤の感想

中盤は、ジミーがショーンの息子を殺していまい、息子のマイクとの逃走劇が始まります。

この時、映画を観た人なら思ったはずです。

マイク、超イケメン!

ジェエル・キナマンっていう名前の俳優さんだそうで、僕は正直知りませんでした(笑)。

まだ無名なのかなーなんて思って調べてみたんですけど、もう結構有名だったみたいですね。

しかも、『デンジャラス・ラン』っていうデンゼル・ワシントン主演の映画を観たことがあるんですけど、この作品にも出ていたみたいです。

最後の方にちょこっと。

あと、最近で有名なのが、ロボコップのリメイク版で主演を務めていたみたいです。今後もこのイケメン俳優さんには注目しておきたいと思います。

で、ストーリーはパトカーとのカーチェイスなどがあり、ようやくアクション映画らしくなっていきます。

この辺からギアが1段階上がった感じで、かなりスピード感を感じるようになりましたね。

このスピード感は失速することなく、終盤まで感じました。

そして、ジミーとマイクは逃げても逃げても、次々にやってくる追っ手や殺し屋から必死に逃走します。

ここでもいいシーンがありましたねぇ。

マンションで殺し屋のアンドリュー(コモン)とジミーが戦っているときのシーンです。

マイクがアンドリューを殺せるチャンスがあったのに、引き金を引かせなかったジミーのあのシーン。

確か、「お前は撃つな」みたいな台詞かアイコンタクトだったと思います。

これは、何があっても殺るのは俺。お前の手は汚すな。というメッセージに感じました。

あのシーンは、父親としての愛情を感じるシーンです。

人を一度でも殺してしまうと人生が変わってしまうので、息子にはそれを味わってほしくなかったんだと思います。

現に、ジミーは殺してきた人たちを思い出して眠れない夜を過ごしていると言っていましたし。

冷酷な殺し屋と言われた時代があったとしても、愛情が無いワケではないという人間臭さが滲み出ているシーンが印象的でした。

終盤の感想

終盤になると今度はジミーが追われるのではなく、マイクに危険が及ぶならショーンを消すことを決意します。

ここで、物語の序盤の一言「一線を越えるときは一緒だ」という連絡をショーンに入れます。

この辺はもうマフィア同士の争いで、世間からすればクソみたい奴らなんでしょうけど、なんだか切なくなっちゃいましたね。

親友でもやっぱりそっちの世界はこうなるうだなー、って。

ほんとバカ息子(ショーンの息子)がショーンの言うことを聞いておけば、こんなことにならなかったのに!とか思いましたよ(笑)。

で、ジミーがショーンのいる本部に乗り込んで行って、壊滅させていくんですよね。

本部はちょっとアッサリ行き過ぎ?という感じも否めませんでしたけどね。

そして!

ジミーとショーンの決着のシーンですよ。

結局、ショーンはジミーに撃たれて死んでしまうんですけど、死に際が感動もの。

ショーンの最後のシーン感動しませんでした?

ジミーの膝の上で、ポンポンと軽くジミーの顔をタッチして息を引きとったんです。

あれは今でも思い出すだけで、鳥肌が立ちます。

ショーンは、「どんな手を使っても必ずお前たち(ジミーとマイクのこと)を殺してやる」と言っていました。

でも、多分ショーンは、ジミーを殺す気で仲間を使って追っていたんでしょうけど、心の底から憎みきれていなかったんだと思います。

やっぱり長い付き合いの親友でしたからね。

若いときから数々の死闘をくぐり抜けて仲だからこそ、そう簡単に憎めなかったんだと僕は受け取りました。

もう、ほんとに素晴らしい演技をありがとうございます。正直、あのシーンでお腹いっぱいになりましたよ。

それから、物語はラストに向かっていきましたね。映画の冒頭でジミーが撃たれたシーンへと繋がっていきます。

ラストにどんでん返しとか無いですけど、最後までスリリングでハラハラさせられて楽しめました。

まとめ

トータル、僕の中ではかなり面白い映画でした。DVD化されたらもう一度観たいレベルです。

リーアム・ニーソンが主演の作品はいくつか見てますけど、1番好きな映画になりました。今までは96時間でした。

いやー、それにしても面白い映画は、注目されている作品じゃなくてもたくさんあります。そういうのに当たったりするから映画って面白いですよね。

ちなみに、同監督とリーアム・ニーソンが共演した作品は他にも2本あります。

『アンノウン』と『フライト・ゲーム』という作品です。

アンノウンはサスペンス・アクションでこれまた面白かったですよ。僕の評価でいえば今回のラン・オールナイトの方がおすすめですけどね。

フライト・ゲームの方はまだ観たことがないので、今度ゆっくり観ようと思っています。

また何か映画を観たら感想書きますね!

それじゃ!

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